- かいげん
- I
かいげん【戒厳】(1)戦時またはそれに準ずる非常の場合に, 軍隊によって全国または一地域を管理し警戒すること。 その地域の行政権・司法権などは軍の管理に移る。(2)特別にきびしく警戒すること。 厳戒。II
「人の尤も~すべき時は/欺かざるの記(独歩)」
かいげん【戒賢】〔梵 Śīlabhadra〕古代インド, マガダ国那爛陀(ナランダ)寺の僧。 サマタンタ国の王族出身。 玄奘(ゲンジヨウ)の師。IIIかいげん【改元】〔「元」は元号のこと〕年号を改めること。IV「昭和は平成と~された」
かいげん【開元】中国唐代, 玄宗の時の年号(713-741)。Vかいげん【開眼】(1)仏像や仏画像を新しく作り, 最後に眼を入れて仏の霊を迎えること。 また, その儀式。 入眼(ジユガン)。「大仏~」
(2)世阿弥の能楽用語。 演者が見物人に感動を与える一曲の山場。(3)「かいがん(開眼)」に同じ。VIかいげん【開関】〔「かいかん」とも〕平安時代, 大礼や変乱がすんだ後, 閉ざしてあった逢坂(オウサカ)(はじめは愛発(アラチ))・鈴鹿・不破の三関の固めを解いたこと。⇔ 固関
Japanese explanatory dictionaries. 2013.